NAPA WINERY
サンフランシスコの北に位置するナパバレーでは、1850年代からワイン用のブドウ栽培が行われた。そもそもは1848年に、現在のカリフォルニア州の州都でもあるサクラメント近郊で見つかった、砂金によるゴールドラッシュが契機と言われており、1890年代にはおよそ100軒のワイナリーがあった。現在では700軒以上ものワイナリーが点在しており、少量生産ながら非常にクオリティーの高いワインを生産しているところが多い。ちなみにナパという言葉は、ネイティブアメリカンの言葉で「豊かな土地」を意味する。
ナパバレー随一の豪華さを誇るケイブ(洞窟)が見所のひとつ。事前予約なしではワイナリーの中に入ることすらできないこのワイナリーでは約60分のワイナリー洞窟見学の後に、洞窟内でのテイスティングが楽しめる。
アメリカ建国200周年を記念して開催されたフランスワインとナパワインのブラインドテイスティングにおいて、白ワインの部門でフランスワインを破って見事1位を獲得したシャルドネを作ったワイナリーとして有名。